◆東京工業大学理学院物理学系
◆東京大学理科一類
◆東京大学理科三類


東京工業大学理学院物理学系

yuuma

発展的な勉強の下地作りに

私は元々数学がある程度得意だったのですが,よりレベルアップするのには何か足りないと思っていました。そこで偶然出会ったコアレクチャーを受験期の夏休みで利用してみると,今までの知識の定着,重箱の隅を突くような新たな解法の取得などが出来ました。そのお陰で夏休み明けから模試や過去問で高得点を安定して出すことが出来るようになり,より発展的な勉強の下地作りにもなりました。そして東工大に現役合格が出来たのですが,コアレクチャーが無ければ為せれなかったと思います。

網羅系の参考書よりもより深く,簡潔に纏められているため,とてもコスパが良い教材だと思います。


東京大学理科一類

Hiroto J

ワークショップ委員

ひろと:大学生 / 『数学部』部長 / 数学を志す才能ある東大生。ジェイラボ内では過去のデジタルタトゥーを惜しげもなく大公開。ルールの遵守に異常なこだわりを持つ謎の偏執性も併せ持つ、見た目と中身のギャップ男子。数学徒には珍しく文化的な興味の幅も広い。

全体を俯瞰できる鳥の目

物事を理解するには「部分→全体→部分→・・・」という往復運動が不可欠です。高校3年の秋、僕は一番目の「部分」はほぼ完璧に理解していました。教科書レベルや定期試験レベルの問題なら余裕で解き切ることができましたし、数学は得意教科でした。しかし、難問のみを集めた問題集や東大レベルの模試には、解説を読めばわかるものの自力では解き方を思いつけない問題がたくさんあり、難問たちを前に焦りが募る日々でした。そんな状態を打開してくれたのが西村所長の「コアレクチャー」でした。

コアレクチャーとは、先述の私のように「高校数学の各部分(単元)はほぼ既習の人」向けに作られた、高校数学に必要な知識(思考の拠り所となる武器)を過不足なく網羅した教材です。西村所長独自の分類のもと、各単元に関して詳細かつ明快な講義が行われており、内容としての精巧さという面でも非常に推奨できるのですが、僕がこの教材の独自性として強調したいのはその「形式」そのものです。

便宜上各単元ごとに区切られてはいるものの、コアレクチャーは元々全てを視聴した上で「高校数学全体を俯瞰する目を養う」ことを目的として作られた教材です。学生が「部分→全体」へ飛翔するための補助教材という形式こそが、このコアレクチャーの最大の魅力だと僕は断言します。いったん「全体」を手に入れてしまうと、そこからの問題演習は全て「全体→部分」の運動に寄与することとなり、一つ一つの演習から今までよりも多くの理解を得ることができるようになります。限られた時間の中での効率アップという意味でも、コアレクチャーの基本理念は受験生の学習にとって有益と言えます。

僕はコアレクチャーを通じて「全体を俯瞰できる鳥の目」を手に入れたため、難問に対して頭が真っ白になり手が止まることは完全になくなり、またそれに伴って、試験本番で手が進まずに焦るといったことも減りました。コアレクチャーにて培った「鳥の目」は、精神の安定剤にもなりうるのです。

コアレクチャーのおかげで、僕は現役で東京大学理科一類にかなりの余裕を持って合格することができました。「英語が仮に0点でも合格するくらい数学で点を稼ぐ」という当初の目標を達成できたのも西村所長のコアレクチャーのおかげだと感じています。ありがとう東大!ありがとうコアレクチャー!!


東京大学理科三類

Nam

すべての論理手続きを言語化する

J-LABのおかげで無事に東京大学理科3類に合格した。

長い文章が続くが、これを読んでいる君たちがこの言葉に反応して最後まで読もうかなと考えてくれるなら何度でも言おう。私は"J-LAB"で東大理3に合格している。

2020年梅雨のことである。

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。

情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

とかく人の世は住みにくい。

しかし自分には住みにくさ云々の前にやるべきことがあった。

大学受験である。

昨年大敗を喫した東京大学理科3類の点数開示と睨めっこをして、不安と焦りばかりを抱えて過ごした梅雨のことだった。

理3にこだわるのではなく医学部に入るための受験であったため、何年も浪人を重ねるつもりはなく、今年一年で決める覚悟だったが、その一方で去年合格していたはずの大学にレベルを落として今年受けるというのはどうやら自分の小さいプライドが許さないようであった。

合格最低点付近では到底出願できない、圧倒的高得点層に安定して食い込んでいける力がつけられなければ今年の理3出願は諦めようと思っていた。

何かないだろうか、何かないだろうか。

きっと去年と同じことを繰り返しても同じ轍を踏むだけでまた落ちる。

もっと根本的に内側から変えていく必要があった。

自分は地方出身で有名な予備校や鉄緑会には縁がなかった。

そこに違いがあるのだろうか。

頭の良さが違うからもう一生越えられない壁なのだろうか。

否、今までの悩みは全部無駄であったとJ-LABに出会い気付かされた。

「すべての論理手続きを言語化する」この言葉をきっかけにまずは数学についての姿勢が変わっていった。発想や閃きで他を圧倒する数強たちと戦える選択肢を与えてくれた。無意識のうちに大切でないと判断してしまっていた考え、西村所長に言われなければ気づかないままであっただろう偏見に向き合うきっかけになった。数弱の称号をほしいままにしていた自分が今では5完で入試を突破している。

これは数学だけにとどまらなかった。物理も化学も、そもそも受験は難しいことでもなんでもなかったのである。正しく訓練すれば大抵の人は乗り越えられる。正しく訓練できればの話である。問題なのは気づかぬうちに行っている自己流が受験生を沼に沈めていることにある。受験に溺れてしまう前に所長に救い出してもらったからこそ気づけたことであった。(ただし船の上から浮き輪だけ渡され、陸まで自分で泳がされたのだが)

もちろん所長の一言で全て魔法のようにうまくいくのではない、魔法が解けるのはそれが自分の力じゃないからだと誰かが言っていたが、コアレクチャーを自分の力にしてようやく問題が解けるのだ。

簡単にはいかないかもしれないがその過程での苦しみや悩みも全て打ち明けてしまえばいい。

きっとJ-LABは耳を傾けてくれる。そういう所長だしコミュニティである。

だからこちらも耳を傾けてどうだろうか。

自分は運よくJ-LABに出会うことができた。人の情報を切り売りしていくYouTuberとは一線を画す魂の言葉であったからだろうか。きっと受験を越えて役立つだろうと思えたからだろうか。

きっかけはなんであれ、他人が易々と越えていくものが自分にとって大きな壁に感じられていた頃の救いであったのは間違いない。

自分が毎日当たり前に何度も何度も通り過ぎていたこの道に実は財宝が眠っているとは思いもしなかったのである。

おそらくこれを読んでいる君もそうだ。

ちらっとJ-LABを覗いてあまり考えずにコンテンツを消費してスルーしているそこの君である。

君が無意識のうちに君の今現状の当たり前を持って物事を捉えてしまっている、まさにそのためにJ-LABの動画を重要でないと判断してしまっているのだ。

もしかすると数学大好きな君たちは私の理3合格体験に付き合っていたら、いつの間にかそっちのけで数学がしたくなってきたのではないだろうか? ちょっと待ってほしい、君はもしかすると今日もまた大事なことに気づかずに演習量だけを重ねていくかもしれない。

そこの多浪の君、宅浪の君、現役バリバリの数強の君のことである。

どうだろうか、今日J-LABを訪れるのは。